#10 なぜ日本人には英語が定着しないのか?
~ちょっとした雑談話~
⒈ 文型を知らない人=英語を知らない人
そもそもなぜ日本人に英語が定着しないか話したいと思う。
大きく分けて2つの原因がある。(←①②)
①私たち日本人は普段、日本語を使って話をするとき文法を意識してしゃべらないと思う。英語とは全く未知のものすなわち日本人にとっての外来語を学ぶという常識が定着していないのである。
実はそれはある意味しょうがないことで、日本の周りはあたり一面海じゃないか(笑)
それと比べて、日本以外の国を想像してほしい。ほとんどの国がどこかしらの国と隣接している。当たり前だが隣接していたほうが新しいものは入ってきやすい。
簡単に言えば、学校の席替えで自分の席の周りの子であればあるほど頻繁に話をするのと同じである。結果として先生に怒られるのだが…。
結論、自国の周りの国の言葉はいやでも学ばなければ相手がどんな奴なのかわからないのである。したがって学ばざる負えないという一種の緊張感が生まれるのである。
で結局何が原因かって?
一つ目の原因は、
⇒地理的問題である。
まぁこれはどうしようもないことなので日本人の意識を変えるほかないだろう。
②日本語はどの語順に読んでも意味のある文しかもまず変わらない文が出来上がってしまうという言語の性質をもっているのである。
それとは対照に、
英語は語順が非常に大切すなわち語順が変わると文の効力を失ってしまうという言語の性質をもっているのである。
あまりイメージがつかない人のために1つ例を挙げよう。
これでわかってくれたであろうか。
そう。
原因の二つ目は、
⇒言語そのものの違いを受け入れられないという問題である。
この原因は自身の意識次第で解決できるものであるが、なんせそれが日本人にとっては難しい。
じゃあどうやって意識すればいいかって?
これは今後の訓練次第でどうにでもなるので安心してほしい。
だが、自身でも常に意識するよう努力してほしい。
⒉ 今回のまとめ
今回の雑談で君たちに一番伝えたいことは、
日本語の常識が英語の常識だとは思わないでほしいということである。
そう。英語と日本語は全く違う言語である。
これをある意味日本語と英語の常識にしてほしい。
※今までの英語記事のまとめたページがございますので参考にどうぞ!!