#17 あなたは、「句」と「節」って何?と聞かれて答えらますか?
#17 第Ⅶ章 「句」と「節」は世界感を大きく変える!?①
⒈ 「句」と「節」を学ぶ前に...。
英語を一度学校などで習ったことのある人は一度は聞いたことのあるwordだと思うが、一体どんなものか説明できる人は案外いなかったりする。
実際句と節を理解できれば間違いなく世界感が大きく変わるのだ。
ではさっそく説明していきたいと思う。
おっと!!その前に、、、
君たちが句や節を学ぶ上で最低限理解していなければならないことが以下にまとめてある。
⑴ 「句」とは?
[例文]
We were studying at my room in my house at that time.
S:we
V:were studying
M1:at my room
M2:in my house
M3:at that time
⇒その時、私たちは私の部屋で勉強していた。
[解説]
Q.「句」は何個あるでしょう?
A.3つです。(←M1~M3)
そう。すべて2語以上でできているのである。
つまり、
「句」:2語以上のかたまりからでき、それが1つの品詞として存在するもの。かつ、「主語→述語」の関係にないもののことである。
それを英語用語で「句」と呼ぶのである。
⑵ 「句」で覚えるべきルール
君たちの頭の中で覚えるルールは以下である。
①2語以上つくられ一つの品詞として役割をなすもの。
(例:前置詞+名詞、分詞など)
かつ、
②「主語→述語」の関係にないもの。
①②両方のルールに合うものを「句」と呼ぶ。
とは言ったものの人によっては、
「主語→述語」の関係がわからないという人もいるだろう。
ところが、以前説明しているのだ。
それは<SVOC>の勉強をしたときである。
だから、わからない人は復習してきてほしい。
⑶ 「句」の種類
「句」は3種類に分けられる。
①名詞句
②形容詞句
③副詞句
以上の3種類である。
名前の通り、
①は名詞としての品詞の役割
②は形容詞としての品詞の役割
③は副詞としての品詞の役割
を担当している。
以前教えた通り、
名詞→主語(S)、補語(C)、目的語(O)、前置詞の目的語(M)
動詞→動詞(V)、補語(C)
形容詞→補語(C)、修飾語(M)←名詞に掛かるもの。
副詞→修飾語(M)←その他(主に動詞)に掛かるもの。
※上記の詳細
であった。
この「句」も全く同じ働きをする。
つまり、普通に文型の要素として組み込まれるのである。
⒉ 今回のまとめ
・「句」で覚えるべきルールの確認
・「句」の種類は3種類であること。
・「句」は一つの品詞であること。
⒊ 筆者のひとこと
今回は「句」について学んだが、なぜ「句」や「節」を学ばなければならないか話したいと思う。実は、言語とは一言で終わらない時がある。これはすべての言語に共通で、日本語で例えるなら、
「今日友達と公園で遊んでたとき、転んでケガをしたんだよ。」
この文は「今日私は友達と公園で遊んだ。」「私は転んでケガした。」という2種類の文がくっ付いてできた文である。
このように情景をより詳しく、わかりやすく相手に伝えるときやはりいくつかの文をくっ付けてまるで一つの文のようにして話す。または、書く。
これは英語も同じである。
つまり、
追加の情報を相手に伝えるとき「句」や「節」を使うのである。
言うなれば、
「句」と「節」は相手に何かを伝えるときに必須アイテムになってくるのだ。
それが、「句」と「節」である。
※今までの英語記事のまとめたページがございますので参考にどうぞ!!