#18 「句」と「節」の続き!!そして、フィニッシュへ!!
#18 第Ⅶ章 句と節を理解するものは世界感が大きく変わる!?②
⒈ 「節」
⑴ 「節」とは?
[例文]
[When I found Tom], he had been dead.
when
[S:I]
[V:found]
[O:Tom]
,
S:he
V:had been
C:dead
⇒私がトムを見つけたとき、トムはすでに死んでいた。
[解説]
Q.節は何個あるでしょう?
A.2つです。
“従属節→[when I found Tom]”
”主節→he had been dead"
※主節とか従属節がわからない人は以下に説明してある。
「節」についての説明はあまり長くするつもりはない。
実は一部「句」と正反対であるからである。
だが、これだけは言っておこう。
「節」:一つの文として成り立ち、その文のかたまりが1つの品詞であるもの。かつ、「主語→述語」の関係にあるもののことである。
※ムズカシク感じた場合黙殺OK!!
主節と従属節とは何か?
主節:主に伝えたいこと。
例→私は友達が嘘をついていると思った。(←太線の部分)
従属節:主節の付属品
例→私は友達が嘘をついていると思った。(←太線の部分)
その見分け方とは?
例:I thought that my friend lied.
主節→I thought
従属節→my friend lied(←"that"が接続詞としての役割を担っている)
ズバリ結論からいえば、
⇒主節とは関係詞や接続詞などの文をつなぐ役目をはたすものが前についたりしていないものである。
⑵ 「節」で覚えるルール
君たちの頭の中で覚えるルールは以下である。
①文型に従った文であること。(主語と動詞で成り立っている文)
②「主語→述語」の関係にあるもの。
ここまで来て頭に(・・?が浮かんでいる人もいるだろうが読み進めていけば理解できるので安心してほしい。
⑶ 「節」の種類
①名詞節
②形容詞節
③副詞節
以上の3種類である。
名前の通り、
①は名詞としての品詞の役割
②は形容詞としての品詞の役割
③は副詞としての品詞の役割
を担当している。
以前教えた通り、
名詞→主語(S)、補語(C)、目的語(O)、前置詞の目的語(M)
動詞→動詞(V)、補語(C)
形容詞→補語(C)、修飾語(M)←名詞に掛かるもの。
副詞→修飾語(M)←その他(主に動詞)に掛かるもの。
そう。「句」とほとんど同じである。
⒉ 今回のまとめ
・「節」で覚えるべきルールの確認
・「節」の種類は3種類であること。
・「節」は一つの品詞であること。