0から始める 受験英語習得術

英語でなかなか結果が出せない。なぜ結果が出せないか、そこには多くの人が陥りやすいある落とし穴があるのだ。その落とし穴に落ちたのはあなたが悪いわけではない。今の教育環境そのものが落とし穴へと導いているのである。

#3 今までならった英語をすべてリセットすべし!!

第Ⅱ章 大きな間違い

 

 

学ぶ上で、英語の環境にいない日本人が学校の授業でコミュニケーションやなんらを少しばかり鍛えても正直あまり意味がないと言えるだろう。

 

 

私はむしろひどいと思う。

 

学校でコミュを学び、学期テストでいい点数を取らせ、まるで英語ができているような気にさせる。もう一度自分の受けた学校の授業を思い出してほしい。

 

Hello! How are you ?

 

返って来る返答はいつも、

 

 I'm fine.Thank...以下省略である。

 

 とまぁ、このような会話で成立している国はないのである(日◯人は例外である)。

 

しかも、いわゆる大学入試のシステムを考えてほしい。今の受験システムは英語を話してコミュニケーションをとることではなく、英語を読んで、理解して、それを文にすることを意図している。つまり、どの大学も文法をしっかり学ぶことを求めているのである。

 

 こういうことを言うとたまに反抗してこのようなことを主張して来る人がいる。「いいや!!英語はコミュニケーションをとれる方が重要なんだよ!だから文法なんてある程度でいいんだよ!」

 

 とまぁ、このようなセリフを聞いたことのある人も少なくはないのではないだろうか(まさか英語の教師からこんなことを聞いた人がいないことを願うばかりであるが...)。

 

 結論から言えばこの主張、言ってることがしっちゃかめっちゃかである。

 

そもそも文法をマスターしてなければコミュニケーションなんてできないのである。

 

文法を理解せず英会話なんてわけのわからないことをやっている人はただ文を覚え、復唱しているおバカさんである。(←確か私の家で飼っているインコも復唱できるらしい。)悪いがそんなことをやって英語の成績が上がるわけがない。

 

 

しかし最近の学生、いや教師は、

 

「これはイディオム!!」

 

「これは暗記物!!」

 

このようなわけのわからないことを言って生徒からお金を巻き上げている。

 

これは、詐欺師の上等手段である。

 

そんな悲しい世の中なので、

 

「英語の勉強=暗記」と思っている人がいても何ら不思議ではない。

 

 

ぶっちゃけた話をすると英語の文法を一通りインプットしていればいわゆるイディオム集とか言うこれまた意味のわからない本の内容の割近くは暗記ではなく理解という形で肩がつくのである。

 

とまぁ、こんなことを言っても長年詐欺にあってきた君たちにこんなことをいってもパッしないのは容易に想像ができる。とにもかくにも、まずは何も考えずに第Ⅲ章へ進んでほしい。

 

⇒なにも考えず第Ⅲ章へ

 

※今までの英語記事のまとめたページがございますので参考にどうぞ!!

⇒”真の英語習得への道のり”